初心者が囲碁の終わりで悩まないために
囲碁の「終わり」は、初心者を悩ませる要因
囲碁を初めて学ぶ人からよく聞かれる疑問の一つに「いつゲームが終わるのか分からない」というものがあります。オセロのように、盤面が全て埋まったり、打つ場所がなくなったりすれば、誰の目にも終わりが明らかです。しかし、囲碁ではルールを理解しているだけでは、終局の判断が難しいのが現状です。
「石が生きている・死んでいる」という概念を理解し、さらに数手先の展開を読む力(棋力)がなければ、「これで終わり」という合意に至ることができません。従来の入門教室や入門書では、この終局の曖昧さを「だいたいこんな感じ」とごまかして説明することが多く、初心者がモヤモヤした気持ちを抱えたまま、囲碁を諦めてしまう原因となっていました。
特に最近では、身近に指導者や先輩がいない状況で、インターネットを使って独学で囲碁を学ぶ人が増えています。そのような環境では、終局時のモヤモヤが解消されず、挫折に繋がりやすいという問題がありました。
「純碁」は、囲碁の終わりを明確にする
この問題を解決するために提唱されたのが「純碁」です。純碁は、現在のプロ棋士である王銘エン九段も推進されている、非常に明快でシンプルなルールです。
純碁のルール
1. 黒と白が交互に石を打ちます。
2. 両者が連続でパスをしたら、その時点でゲーム終了です。
3. 終局時に碁盤上に置かれている黒石と白石の数を数え、数が多い方が勝ちとなります。
このルールにより、まったくの初心者同士でも迷うことなく終局を迎えることが可能になります。
「純碁」のゲーム内容は従来の囲碁とほぼ同じ
「石の数を数えるなんて、全く別のゲームではないか」という声も聞かれそうですが、実は囲碁と純碁は、終局のタイミングと数え方が異なるだけで、実質的なゲーム内容は基本的に全く同じです。序盤から中盤にかけての打ち方や考え方は、通常の囲碁と変わりません。入門から初級・中級レベルでは、この違いを気にする必要はほとんどない程度の差です。
では、なぜ囲碁のルールは複雑になったのでしょうか?それは、純碁のように空き地を全て自分の石で埋めて数を数える作業は、広い碁盤では非常に単調で時間がかかるためです。複雑な数え方は、この単純作業を省き、より効率的に勝敗を決めるために生まれました。
「囲碁きっず – reborn -」が「純碁」を導入する意義
「囲碁きっず – reborn -」では、入門者が抱える「終わりが分からない」という悩みを解消するため、6路盤と7路盤に「純碁ルール」を選択できる仕組みを導入しました。
これにより、オンラインで囲碁入門指導をする際に、指導者が生徒に「純碁でやってみましょう」と提案できるようになります。生徒は「これならすぐに家族や友達と遊べる」と感じ、気軽に囲碁を始め、その面白さを体験できるでしょう。
囲碁指導において、純碁は「手離れの良さ」という点で圧倒的に優れています。「囲碁きっず – reborn -」は、オンラインで純碁対局ができる場を提供することで、より多くの人が囲碁に触れ、楽しむきっかけとなることを目指しています。
「囲碁きっず – reborn -」がリリースされた際には、ぜひこの「純碁ルール」をご活用ください。